グリムはもともと千葉県の船橋、館山で絵本専門店&喫茶をご夫婦で長年営まれて、今年1月に伊豆の国市で移転オープンされました。
民家を改装されて1階に喫茶スペースと絵本3000冊がいっぱい。壁にはお馴染みの作家さんの原画が掛けられ、絵本好きは玄関を上がればワクワクニコニコ そしてここちの良い空間が広がります。
グリムの童話がたくさんありました。 私自身グリム童話の絵本は あまりいい絵にめぐりあったことがなかったので お伺いしてみると”ラプンツェル”と”おおかみと7ひきのこやぎ”を選んでくださいました。

作: グリム
絵: バーナデット・ワッツ
訳: 福本友美子
出版社: BL出版
”おおかみと7ひきのこやぎ”の フェリクス・ホフマンは 自分のお子さんのために絵を書かれたそうで、その後絵本になったということです。父からの愛のプレゼントです。美しい~。

作: グリム童話
絵: フェリクス・ホフマン
訳: 瀬田 貞二
出版社: 福音館書店
そして、一家に一冊愛の絵本 店主おすすめ”ロバのシルベスターとまほうの小石” を購入。もうここはパラダイスです。

ロバのシルベスターとまほうの小石
作・絵: ウィリアム・スタイグ
訳: せた ていじ
出版社: 評論社
絵本を選書していただくのは初めての経験で、とても楽しく、また、グリムさんはいろんな絵本の知識をご存知なので、教えていただくことで一冊一冊が愛おしく思えてきます。
おしゃべりしながら今度は 喫茶スペースで ブレンドコーヒーを注文。その場でミルをひいてドリップしてくれます。その香りのいいこと。副交感神経の活性化が更に進みます。
入れてくださっている間に絵本をセレクト 湯たんぽの絵がかわいくって ”わたしのゆたんぽ”といっしょに コーヒータイム。 最高の至福モードへ・・・。
わたしのゆたんぽ
作: きたむら さとし
出版社: 偕成社
美味しいコーヒーと奇想天外な絵本の展開にもう私は時の立つのも忘れてしまいそう・・・。
お母さんと絵本の話をしているような気持ちで楽しい会話は弾みます。本棚にたくさんあった内田麟太郎さんの話をしながら 沼津に来てくださるといいな~ってお話をしたら 次の目標になりました。絵詞作家内田麟太郎さんとお話したい。
選書のこと、昔話のこと、読み聞かせのこと、絵本の話をしていると尽きないものです。楽しい話をおみやげにそして選書していただいた絵本とともに沼津に・・・。
こんどはこのブログを読んでくださった あなたとご一緒にグリムにいきましょうね。
そんなグリムの場所は 伊豆長岡の温泉場にあります。
- 住所:伊豆の国市古奈135-5
- 電話番号:055-948-3772
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